――審査会やドッグショーの楽しみ
シェパードという犬種はとても魅力的です。警察犬というイメージが強いですが、一度飼われると、また次もシェパードを飼いたい!という方も多くいらっしゃいます。シェパードは、訓練競技会への出場を目指すことはもちろん、審査会、ドッグショーにも参加する楽しみもあります。犬の成長と共に、どのような可能性があるか考えながら、ドッグショーへ積極的に参加されることをおすすめしています。
――シェパードの審査会出場にあたって
セイント・フジの専門犬種はシェパードで、長年に渡り繁殖を行ってきました。繁殖は、血統を考え、後世に残る良い犬を作出できるよう、繁殖しています。同じく生まれた同じ兄弟でも、皆個性や性格はそれぞれで、審査会に出るのにも、向き不向きもありますので、「この子は是非審査会に出してみましょう」というように、会長が見極め、個々のタイプにあったアドバイスを行っていきます。
――審査会には年単位で訓練準備をしていく
ドッグショーに出陳するためには、長期に渡りコツコツ犬をつくり上げていくことが大切です。服従訓練と共に、身体の鍛錬を同時進行していきます。ただ見た目だけが良ければいいというものでなく、心身共に充実させることを目的に、作り上げていきます。期間は1、2カ月という短期ではなく、長い場合は年単位でご愛犬を預けてもらいながら、上へ上へと目指していきます。
――犬のスタンダード=理想を追求
ドッグショーの目的は「犬のスタンダード=理想」の追求です。それぞれの犬種の本来の用途、沿革があり、この犬種はこうあるべきだという理想の形があります。内面的にも外見的にも、理想像に近づくために鍛錬を重ね、審査会に向け犬を作り上げていきます。